私は子供の頃、合唱団に入っていました。大きな発表会は、夏ごろの定期演奏会と12月のクリスマスコンサートで、クリスマスコンサートではクリスマスの歌をうたいました。「キャロルの祭典」は、その中でも中学生以上のクラスが歌う楽曲で、小学生のころは「素敵だなあ」とあこがれ、中学生になってからは暗譜に苦しんだ曲でもあります。中学校に上がるとシニアクラスになるのですが、英語やドイツ語の歌を暗譜しなければならず、特に中1の時は「なんでこんなもの覚えられるのだ??」と思った記憶があります。でも、若いから、脳が要領を得ると、特に暗譜しようと思わなくても普通にするすると覚えられるようになっていったような。マボロシでなければ~。
もちろん意味など分からず、カタカナをふって、先生に「そこはエの口でウというのよ」等と指導を受ける、というような感じでした。
この曲は現在とは少し違う古い英語と説明を受けたような。
あの空間の中で先生だけを見て練習していたあの感じを体験させてもらったことに感謝しているし、先生のひょうひょうとしていながら根気よく上を目指す、その姿勢は尊敬しています。
そうそう、soundcloudに、「Merry Christmas Mr.Lawrence」のカバーをアップしました。練習したんだけど、なかなか。
でもちょっとアレンジ(というほどでもないけど)は気に入ってます。
テイストとしては、ちょっと素朴な感じの、例えるならば、男の子がどこか都会で聞いてきた演奏に感動して、村に帰って女の子に「こんな素敵な曲を聞いたんだ」と言って、思い出しながら歌って聞かせたのを女の子が家事をしながら鼻歌で歌うみたいな。
ちなみにギターのみ、です。まあ、下手な演奏聞いてやろうか、というお心のある方、聞いてみてね。